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活動紹介
【報告】2025年度、未来につなぐ被爆の記憶プロジェクトの取り組み
2026.02.13

 2025年度は「一緒に考えよう!これからの継承のカタチ」をテーマに毎月イベントを開催し、1月までに155名の方に参加いただきました。全国証言マップに掲載した朗読できる体験記は2編、小学校低学年向け音読読み聞かせ用体験記1編、証言動画1本を作成しました。今年は「私たちが伝える」をテーマに活動を進めていきます。(島村)

 未来につなぐ被爆の記憶プロジェクトでは、これまでも夏休みと春休みに親子で参加するイベントを開催してきました。昨年は新たな挑戦として「子ども記者になって被爆体験を伝える新聞をつくろう」と題し、夏休みに全2回のイベントを開催しました。

 1回目は「原爆について知ろう」ということで、被爆者の方のお話をよく理解できるように当時の暮らし、原爆についての知識をPowerPointを使って勉強しました。動画やイラスト等をいれながら、小学校低学年からでも理解しやすいようにしました。当時の食べ物を今再現したらどんな感じかな?と少しでも当時の生活を身近に感じてもらえるように工夫しました。

 2回目は小谷孝子さんと中村紘さんをお呼びして、小谷さんから腹話術で被爆証言をしてもらいました。子どもたちは腹話術でのお話ということもあり、お話しに夢中になってくれました。感想や質問もたくさんでて、真剣にお話しを聞いてくれている様子が伝わりとても嬉しかったです。

 イベントの最後に作った新聞を発表する機会があったらいいねということで、急遽3回目のイベントを開催することを決定!作成した新聞を発表する会を開きました。小谷さん、中村さんもお招きし、発表をきいてもらいました。一方通行のイベントではなく発表を通じて、子どもたちの真剣さや無邪気さが小谷さん、中村さんにもよく伝わり、とても喜んでもらえました。私達もイベントを大成功で終えることができ安心しました。

 子どもたちは実際に当時の食事を家族で作って食べた様子を新聞にしたり、新聞作りをきっかけに家族で平和について話す機会にもなったようでした。原爆や戦争の話題となると重たく感じご家庭でお話しをする機会がないかもしれませんが、当時の食事、遊びを再現するだけで、少し気楽にいろんなお話しができるんだなと発表をききながら感じました。今年も同じような企画を予定しておりますので、しっかり準備を重ねながら被爆者がいなくなったあと、子どもたちにどうやって継承をしていくのか考えていきます。今後とも応援よろしくお願いいたします。(並川桃夏)

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