年の初めに思う
2026.01.15
ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会
代表理事 濱住治郎

昨年末に高市政権から非核三原則の見直しや核保有論が出てきました。被団協は談話や声明を出し抗議しました。新年早々、アメリカが南米ベネズエラ首都を攻撃し、マドゥロ大統領を拘束しました。主権国家を軍事によって踏みにじる行為は国際法違反と抗議の声が上がっています、トランプ大統領は「私には国際法は必要ない」と気候変動枠組み条約など66の国連組織や国際機関を脱退へ署名をしました。80年前に国連が生まれ、積み上げてきたものが無視されています。
これまで被団協の資料を集め、原爆の被害を発信してきた継承する会。東京新聞は12月9日付けの朝刊トップで継承する会の証言などの資料について「核なき世界へ継承岐路」と一面に掲載し、「継承は国際的な責任」と強調しています。「資料に書かれたことを未来に伝えていかなければ、全てなかったことになってしまう」「もし資料がなければ、その体験はなかったことになる」と継承する会の事務局員は語っています。
被爆者、学生、研究者などが、日頃あつまり、資料と接して、次の行動へ移す。そのような場が早く整備されるといいなと思います。被爆者が残した資料は、被団協の運動を学び、行動へ移す力を持っていると思います。私の活動の源泉を問われると、被団協の結成宣言「世界への挨拶」をいつも思い浮かべるのです。
(2026年1月13日)
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