「ヒバクシャと出会うカフェ」とは、「ヒバクシャの方とお友達になりたい!」という想いが原点の交流会です。証言会ではなく、ヒバクシャの皆さんと一人の「ひと」として出会い、交流し、この先も長く繋がれる関係を築くきっかけを作りたいと思い、企画しました。
今回は広島で6歳の時に被爆された貞清百合子(さだきよゆりこ)さんを囲みます。

「娘と息子が産れ今では孫も2人(主人は8年前に肺ガンで死去)出来、あの日もら った命が孫までつながっています。あの原爆で親類の人達14人も失いました。どんなにか 無念な事でしょう。他県の原爆や空爆で亡くなった方々の生きられなかった想いを想い、 決して2度と戦争はあってはなりません。1人1人が戦争の痛みを思い反対を叫びましょう。私の産みの母は再婚先で被爆しました。4才の女の子(くに子)の「母さん助けて!!」 という声を聞き乍ら火が。泣き泣きその場を逃げた後、先妻の遺子をさがし歩きまわり、やっと、さがし当て、田舎に遺子を連れて避難して、くやみ乍ら1ヵ月後に母は死にました。
逃げる時、家の瓦に「くに子死す。父不明妹不明」と焼けた木で書き残しました。
その瓦は原爆資料館にあります。」(「広島の声-広島・長崎の記憶~被爆者からのメッセージ-朝日新聞社」より)
お話を聞いた後、百合子さんと被爆体験のない私たちで、百合子さんの被爆体験をどんな風に伝えることができるのか一緒に考えてみたいと思います。
※参加者との対話の中で交流テーマは変わりますので、ご了承下さい。
【開催日】 11/1(土)14:30~16:00
【会 場】オンライン(ZOOM使用) 途中参加・途中退出OK!
*お申し込みを頂いた方には開始前に接続用URLをご連絡します。
*事前にPCまたスマホにzoomアプリのダウンロードをお願いします。
【お 話】貞清百合子さん(兵庫県 広島6歳被爆)
【対 象】どなたでも参加いただけます。
【定 員】10名前後(先着順)
【参加費】無料
【申 込】👇以下の👇参加申込フォームからお申し込みください
https://forms.gle/86212Fk3LRPZavfn7
【共 催】
・ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会「未来につなぐ被爆の記憶」PJボランティア・グループ
・杉野沙歩(ヒバクシャと出会うカフェ主催)