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“ノーモア・ヒバクシャ”継承の拠点を各地に
お知らせ
【継承する会設立10周年オンライン集会のお知らせ】12/11(土)
“ノーモア・ヒバクシャ”継承の拠点を各地に
2021.11.12

 継承する会は今年12月、設立から10周年を迎えます。

 この間、被爆者の歩みと被爆者運動の足跡にかかわる資料・記録を収集・保存、活用・発信する活動の拠点「継承センター」を早急につくることをめざすとともに、その資料を活かした学習懇談会の開催や研究活動の支援をしてきました。

 日本被団協に結集する被爆者は、全国各地で「ふたたび被爆者をつくらない」ための多彩な運動をくり広げてきました。高齢化がすすみ会の活動を維持できなくなる状況も生まれてきているいま、それぞれの地元で被爆者の残してきた証言や運動資料にふれ、その思いや活動を身近に受けとめることのできる継承の拠点づくりをすすめようと考えています。

 10周年企画シリーズ《1》として、すでに取り組まれている各地の動きをオンラインでつなぎ、継承活動の現状と可能性・課題について、交流・議論するオンライン討論集会を以下のとおり開きます。

■ 日 時:12月11日(土)13:30~16:00

■ 会 場:Zoomオンライン討論集会

■ テーマ:「“ノーモア・ヒバクシャ”継承の拠点を各地に」

 各地とオンライン中継で結び、活動の現状と課題を交流し、それぞれの地域に“ノーモア・ヒバクシャ”を継承する拠点をつくり、相互に連携し学び合うための討論集会にしていきます。

■主 催:ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会、日本原水爆被害者団体協議会

■参加申込フォームはこちらから
【申込期限は12月7日(火)まで】

※こちらのQRコードからも参加申し込みフォームにアクセスできます。

〔参考〕とりくみの報告を予定している地域

 ● 奈 良:解散した「わかくさの会」が発行した3巻の手記集の復刻をめざす入谷方直さんと、長年被爆者の会を支援し平和活動をつづけてきたならコープ・県生協連が協力して、平和ライブラリを立ち上げ、年内に手記集の発行をめざしている。

 ● 北海道:「ノーモア・ヒバクシャ会館」を持ち、「二世プラスの会」を発足させ、ホームページづくりや絵本発行など、学生を含む若い人々との活動をすすめている。

 ● 岐 阜:ヒバクシャ国際署名の推進委員会を「被爆者の願いを継承する会」として、被団協運動に学んで若い人たちが受け継ぐ運動が始まっている。

 ● 石 川:友の会は来年4月に閉じることになったが、会がなくなったらすべてなくなるわけではない。長年いっしょにとり組んできた「平和サークル」「平和の子ら委員会」などがあり、継承活動については悲観していない。

  ● その他

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